平成二十七年春会式

平成27年4月4日(土) 晴れ 

気温も暖かく、心地よく春会式が開催され、閉会後は、お釈迦様が生まれた日に降らせた甘露の雨のように、雨が降り始めました。

春会式プログラム

午前 9時30分 「お勤め」  太子堂

午前11時00分 「法要」   本堂 本堂大般若転讀会

午後12時00分 「法話・一弦琴演奏」 本堂   本願寺 住職 荒井眞道師

午後12時30分 「食事会」  回向堂  浄福寺法嗣 中西 真生師が団長を務めるユナイテッドによる演奏会 

太子堂での法要の様子

当寺の住職が法要をあげている間に檀家様や一般参拝の方々がご焼香をしていきます。

本堂へ参拝する前に、お釈迦様に甘茶を掛けて、ご焼香して入場します。

一説によると、お釈迦様が甘露の雨を降らした様子を表しているそうです。

大般若転讀会の様子

住職、近隣寺院5名出仕のもと大般若転讀会が厳修されました。

住職のあいさつより

大般若転讀会の意味

大般若経六百卷を人数分に分け、経題を読み上げパラパラと経を開き風を起こす。 この風で魔をはらう。 パラパラと経を開いている間、転讀文という呪文みたいなものを唱え最後に「降伏一切大魔最勝成就」と大きな声で唱え台を打ち、一卷の終わり。 その間に願いを念じると良いとされています。

法話・一弦琴演奏の様子

演奏の様子

法話の様子

弘誓山 本願寺 住職 荒井眞道師

昭和16年に群馬県桐生市に生まれ、一弦琴奏者として、国内外に広く演奏活動を行ってきたが、平成2年11月、カーネギーホール100年際記念演奏を機に仏門へ、平成9年11月、西教寺本山にて得度受戒「眞道」の法名を拝受、以来、尼僧として修行に行する一方、一弦琴奏者として活動。

平成14年3月7日、津市分部、本願寺住職として晋山、現在に至るが、平成16年、後継者育成の為と、独自の奏法を伝授目的の為に一弦琴正流 清壽会を創設、会主として後継者育成にあたる。

食事会の様子

浄福寺法嗣 中西 真生師が団長を務めるユナイテッドが演奏する中、みなさん、楽しそうに食事をしていました。

食事メニュー

てんぷら・お刺身・炊き合わせ・焼き魚・フルーツ・お寿司など盛りだくさんです。

これに、汁物・ご飯がついて、お腹いっぱいです。

特に、郷土料理の押し寿司は、絶品です!

住職の挨拶の様子

本年度の春会式も無事に終わり、ご協力していただいた方々に深く感謝いたしております。

来年度もより一層、盛り上げていく所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。

合掌

天台宗 鳳樹山 興善寺  住職 平野 宏道